住環境工学U

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
243801   生活環境学科 前期 3・4 2 延原 理恵

授業の主題(テーマ)
「光・音・熱・空気」などの環境要因から居住環境が調整されることを学ぶ

授業の目標(講義概要)
 住環境工学の目標は、快適な居住環境を実現することにあります。主に、住環境工学Uでは、そこに住まう人体側の生理心理反応を理解し、健康な室内環境設計に責任を果たすための技術を習得します。快適な温熱環境を実現し、かつ地球温暖化抑止や省エネ化となる居住空間設計の基本原理や技術、空気環境をコントロールする換気理論、音響計画や防音技術について学習します。

授業計画
1)暑さ寒さと人間
2)温熱環境指標
3)建築と熱
4)湿気と結露
5)室内空気汚染と換気
6)換気の原理と種類
7)気候風土に適応した住まいの工夫
8)住まいの熱環境設計
9)音の強さ
10)音環境の計画
11)音の評価
12)音を防ぐ
13)響きと知覚
14)音の響きの計画
15)まとめ

評価方法
試験、レポート・演習課題、平常点(出席状況、受講態度)を総合的に評価します。

テキスト
『図説テキスト 建築環境工学』加藤信介・土田義郎・大岡龍三 彰国社 ¥2,400+税

備考
高校までの科目でいうと、理科に近い科目です。住環境が人体に与える影響、室内化学物質汚染、結露の害、冷暖房のあり方などを理論的に学びます。テキストは、住環境工学Tで使用したものと同じものです。すでに、このテキストを持っていれば、新たに購入する必要はありません。